働く女性のための更年期講座

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きよまり(清永真理子)
きよまり(清永真理子)

株式会社 WABI 代表取締役 /Life for meプロデュサー
福岡県出身・東京都在住、夫・長男(12歳)との3人暮らし
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更年期の予兆の時期に、糖質制限!? 〜きよまりリアル体験記②〜

こんにちは。
働く女性の更年期をサポート!
Life for meプロデュサーのきよまりです。

私は、4年間もがきながら、様々な治療や学びに300万以上かけて得たノウハウを活かし、更年期のタイプ別不調を解決できるようになりました。

あなたの不調はあなたのせいではありません。
更年期には、必ず終わりがきます。

なぜ起こるのか、どうやって対応すれば良いのか、更年期の仕組みを知ることで、必ず解決策は見つかります。

このブログでは、私が実体験を通して感じたことや変化の軌跡を綴っています。

1人で悩んでいるあなたに、少しでもお役に立てることがあると嬉しいです。

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第3章 こんなの私らしくない

この章では、更年期の自覚がなかったために、
症状が悪化する選択をし続けた私のその後についてお届けします。

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2017年1〜7月きよまりリアル体験記①はこちら

 

2017年8月(48歳)

夏休みはフィリピンのボラカイ島で家族と過ごした後、2泊3日でシンガポール弾丸出張でした。
その頃、シンガポールで10月に開催予定の一大イベントに向けて、変わらず忙しい日々を送っていました。

今回のフライトでは、前回のような衝動的な不安に襲われることはなかったものの、これまでとは少し違う疲労感がじわじわと加速しているように感じました。

元々は6時間睡眠で問題なく、一晩眠ればスッキリしていたのですが、出張後は7時間寝ても8時間寝ても疲れが取れないのです。
時には10時間眠ってしまうこともありました。

一方で、5〜6月は生理が来なかったものの、7月からは元通り生理がくるようになりました。

5月の婦人科検診で「更年期はまだ早いのでは?」と言われたこともあり、それ以上は更年期を疑うこともなかったのです。

当時、私が考えていたのは『年齢による体力の低下』でした。

40代後半になると疲れやすくなりますし、これまでヨガ以外に運動らしい運動もしたこともありませんでした。

当時、友人がパーソナルトレーニングでダイエットに成功したのを聞いて、これは一石二鳥と、私も流行りの『糖質制限とパーソナルトレーニング』で体力をつけようと思い立ったのです。

適度な運動は更年期の時期には良いと言われています。

ただし、この『糖質制限』が大間違いだったのです。

もちろん、糖質過多は自律神経の乱れを引き起こす為好ましくないのですが、糖質制限のように1日40〜60g以下に抑えつつも、時々大量に糖質を摂ってしまうことで『糖質の乱降下』が起こるのです。

私の仕事は日本酒コンサルタントなので、もちろん飲酒や会食の機会が多くなります。
さらに、友人と美味しいお料理と一緒にお酒を呑むことが一番のストレス解消法!
ということもあり、公私問わず呑む機会が多いのです。

すると、当然週に何度かは糖質制限のルールを守れない日が出てきます。
結果、血糖値の乱降下が起き、自律神経が乱れてしまうのです。

更年期では女性ホルモンの減少により自律神経の乱れが起こりやすいにもかかわらず、糖質制限と飲酒によってさらに加速させてしまっていたのです。

確かに、糖質制限によって2ヶ月間で4kg体重は減少しました。

(少し痩せたのだけれど、疲れやすさはさらに増した気がする・・
筋肉量は増えたのにどうしてだろう?)

そう疑問を感じつつも、また見ぬふりをすることで、
いつの間にか身体に負担をかける道を選んでしまっていたのでした。

 

10月

8日間にわたるシンガポールでの一大イベントを終え、帰国後も休む間もなく、美術館とのイベントという大掛かりの仕事が続きました。

そして、ようやく通常業務に戻った10月中旬、異変が訪れました。
その日、私はまとまった事務作業と新たな仕掛けを企画しようとオフィスに向かったのですが、く思考がまとまらないのです。

朝からオフィスにいるのに、午前中に返信できたメール1通のみ。今週は特に予定を入れていなかったのに新たな仕事の企画書も全くできていません。

(あれ、なんか私、事務処理能力落ちている・・?)

その上、全身の疲労感が半端ないのです。

異変は仕事だけに留まりませんでした。

シンガポール出張から帰国して以降、家事も徐々に億劫になってしまったのです。

食べることが大好きな私は、お料理も好きでした。

確かに日々の献立が面倒だと感じることはありましたが、明らかにそれとは違い、献立を考えること自体が憂鬱で仕方ないのです。その上、ご飯を作り、食べて、片付けるといった一連の流れを行うだけで、ぐったりしてしまうのです。

そして、段々と笑えなくなってきている自分がいました。

あんなに明るかった私だったのに。

家族皆で笑い転げて見ていた、お笑い番組もただうるさいだけ。

出張中で不在の間のできごとを一生懸命しゃべる小2の息子の他愛もない話を聞くことがなによりも楽しみだったはずなのに、うっとうしいと感じる自分がいました。

「いつもとなんだか違うな」と思いつつも、当時の私はまだこのようなことを考えていたのです。

(やっぱり、仕事が暇になると余計なこと考えちゃうんだわ。
もっと忙しくしよう。元気で明るくないと私らしくないしね。)

そして、以前の職場に持ちかけられた若手育成プロジェクトに参加しようかとまで考えていたのでした。

あきらかに不調を感じていたにも関わらず、目をそむけたのです。

今までの自分じゃなくなってしまうことが恐くて恐くて仕方なくて。

客観的に見れば、私に必要なのは
『休息』だということはすぐに分かるかと思います。

ただ、当時の私はさらにストレス負荷を上げるようなことを続け、自分自身を傷めつけていました。

当然症状はますます悪化へと進んでいくのでした。

次回は、こんなに目をそむけていた私が、どうやって更年期だと発覚したかをお伝えしたいと思います。

ーーー

女性として大きな変化を迎えるこのゆらぎの時期は、いままでと違う自分に出会うことが多くなるでしょう。

そのサインに気づけたあなたは、幸運です。
なぜなら、これはあなたがこれからの人生をより豊かに、自分らしく生きられるようになるチャンスだからです。

このチャンスを逃さないためには、まず1人で抱えないこと。

更年期をあなたらしい人生のステージに変えるためには『秘訣』があります。

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