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きよまり(清永真理子)

株式会社 WABI 代表取締役 /Life for meプロデュサー
福岡県出身・東京都在住、夫・長男(15歳)との3人暮らし
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更年期が発覚!最初の病院で体験したこと。 ~きよまりリアル体験記④~

こんにちは。
働く女性の更年期をサポート!
Life for meプロデュサーのきよまりです。

私は、4年間もがきながら、様々な治療や学びに300万以上かけて得たノウハウを活かし、更年期のタイプ別不調を解決できるようになりました。

あなたの不調はあなたのせいではありません。
更年期には、必ず終わりがきます。

なぜ起こるのか、どうやって対応すれば良いのか、更年期の仕組みを知ることで、必ず解決策は見つかります。

このブログでは、私が実体験を通して感じたことや変化の軌跡を綴っています。
1人で悩んでいるあなたに、少しでもお役に立てることがあると嬉しいです。

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更年期入り口〜最初の治療〜

この章では、更年期との長い闘いの始まりになったクリニックでの治療の様子をお届けします。

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2017年12月(当時48歳)

紹介されたクリニックは、心療内科と漢方内科を院長先生が兼務していました。

どちらの科を選ぶでもなく診察を受け、漢方を中心に処方される治療となっています。

とはいえ、治療の後半では、ホルモン補充療法も始めたので、漢方だけでなく睡眠導入剤や抗うつ薬、そしてホルモン補充薬、と漢方以外の薬も服用していました。

 

このクリニックでの診断は『ホルモン減少による自律神経の乱れ』でした。

と言われても、当時の私は全く理解できませんでした。

(ホルモン減少?女性ホルモンだよね。更年期だからなんだよね?)
(自律神経が乱れると何が起こるの?)
(もしかして、仕事のストレスとか環境変化が関係あるの?)

恐らく、先生は「更年期の時期に入り、女性ホルモンが減少したため、自律神経に乱れが起き、鬱のような症状が出ている」ということを言いたかったのかと思います。

ただ、当時の私は「理解できてない」ということを医師に伝えられなかったのです。いままで大きな病気をしたことなく健康体だった私。病院にかかるといっても風邪程度。先生としっかりコミュニケーションが取れないままの通院が続きました。

その上、クリニックはいつも混雑。まさに『5分診療』といった感じの短い診察。

例えば「まずは認知行動療法をやりましょう。」ということで、1週間分のスケジュールを書いて診察時にもっていくのですが「ここは眠れていませんね。」と、ごく簡単な状況確認があり「お薬出しておきますね。」と言われておしまい。

症状が改善されないことを訴えると「3週間試してみてダメだったら、またお薬を変えればいいですから。色々な薬がありますし。」という提案があるのみ。

(一体、何のために日々の生活や気持ちを書いているのだろう?特に説明はないけれど。心療内科なのに患者の話は全く聞かないのね。)

と、驚きと共に不信感を抱いていたことを覚えています。

ただし、たとえ先生にあまり話を聞いてもらえなくとも、自分で記録しながら現状を把握していく「認知行動療法」は、ある一定程度の効果はあったと考えています。

なぜなら、自分がしんどい状況だということを客観的にみることができたからです。また、体調不良も、日によって波があることなどがわかってきました。

一方で漢方に関しても、問診は初回のみで、その後は「なぜその漢方を処方するのか?」といった説明はなく「まずは試してみて、ダメだったら他の漢方もありますから。」と言われるのみ。

(漢方内科って、普通もっと問診を大事にしないのかしら・・?)

正直、色々と考えが巡りましたが、とにかく病院慣れしていなかった私は、これが当たり前なのだろうと思ってしまったのです。

病院との相性もあったかもしれませんが、いま考えると、質問や疑問は事前にメモを書いてから、診察を受ければ良かったのだと思います。しっかり医師とコミュニケーションがとれていれば、この後の混迷期間を長引かせずにすんだのかもしれません。

このクリニックでは、保険診療以外にも様々な自由診療を受けました。

1つ目は、プラセンタ治療です。(自由診療)

本来、自由診療ではなく保険診療で受けられるヒト由来のプランセンタ治療(注射)もあったのですが、輸血ができなくなる可能性もあるという医師の説明を聞き、自由診療の豚由来のプラセンタサプリを飲用しました。効果は感じられませんでした。

なお、この輸血ができなくなるというのは勘違いだったことを、後から他の病院で知りました。保険診療のヒト由来のプランセンタ治療(注射)は、効果ある人がいるとききますので、試せばよかったと、いまは思っています。

2つ目は、職業適性検査です。(自由診療)

「仕事のストレスが原因かもしれないから。」ということで検査を勧められたのです。と言っても、いわゆる大学生が新卒採用時に受けるような検査で、人材業界にいた私としては(本当に役立つのだろうか?)と疑問に思いながらも受けました。

案の定「結果は『営業や経営者に向いている』と出ているので、現在の仕事は適性があり、ストレスではないですね。」とのことでした。営業経験が20年以上あり、営業という仕事が好きだという自覚もあった私には、この検査は正直必要なかったと思っています。

3つ目は、カウンセリングです。

臨床心理士が在籍しているクリニックでしたので、カウンセリングも受けました。

医師がしっかり話を聞いてくれる状況ではなかったので、30分間ただ辛い状況を聞いてくれるカウンセラーの存在は、それだけでありがたかったかったです。カウンセリングの時間のみは、一時的に症状が緩和されることもありました。人と話すという行為に効果があったのでしょう。当時は自身の体調不良を誰にも相談することができず、とにかく孤独だったのですから。

ただ、私のタイプにあったカウンセラーとは言い難かったです。このように相性とカウンセラーのスキルもあり、改善までいくことはありませんでした。

結局このクリニックに通院した5ヶ月の間に、これだけ色々と試したにも関わらず、ほとんど症状は改善されませんでした。

大きな不調の波が襲ってきては少しだけ引き、でも次の波はさらに大きくなるといったような不定愁訴が次から次へと現れてきたのです。

(クリニックに通院して、お薬や色々な治療法を試しているのに、私、本当にどうしちゃったんだろう・・)

何が何だか分からぬまま、どんどんいままでの自分じゃなくなってく不安の中に、のみこまれていくのでした。

次回は、当時どんな不定愁訴の症状があったのかをお伝えしたいと思います。

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女性として大きな変化を迎えるこのゆらぎの時期は、いままでと違う自分に出会うことが多くなるでしょう。

そのサインに気づけたあなたは、幸運です。
なぜなら、これはあなたがこれからの人生をより豊かに、自分らしく生きられるようになるチャンスだからです。

このチャンスを逃さないためには、まず1人で抱えないこと。

更年期をあなたらしい人生のステージに変えるためには『秘訣』があります。

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